デジカメの将来とは?

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060331/115620/
この記事を読んでいて思うことは、やはり、"デジタル"であることを
最大限に生かした機種が、現在では殆ど無いよなぁと思う。

記事中にもあるE-100RSは、前にも書いたかもしれないが、
最大限にデジタル武装をしたスーパーデジタルカメラだったわけだが、
こういったコンセプトを持ったカメラは、
あれ以来殆どないのではないだろうか?

http://prodb.matsushita.co.jp/product/info.do?pg=04&hb=DMC-TZ1
この機種の様に、コンパクト10倍ズームレンズなんかは、
極小撮像素子(CCD)の賜物ではあるが、コンセプト自体は、
5年以上も前にC-2100UltraZoomやC-700UltraZoom、そしてもちろん
E-100RSにて実現されているものである。
Olympusは5年程前の時期には、C-x0x0という明るいレンズを搭載した
素晴らしいカメラ群を発売し好評を得て、その資金力からか、
E-100RSやC-2100UZ、C21T.commuなど、デジタルカメラが
デジタルである意味を、思う存分発揮したカメラが多かった。
しかし、こういった製品は、残念ながら、
そのコンセプトを受け入れられなかったり、価格が高かったこともあり、
残念ながら販売数を伸ばすことも無く、
後継機と呼ばれる機体が存在していない。


最近では無線LANが搭載されたりBlueToothが搭載されたりと、
なんとなくデジタルっぽい機能が搭載されているかのように見えるが、
この正体は、たんなるファイル転送手段だけであり、実際に
写真に影響する部分に特殊なデジタル機能が使われているわけではない。

例えば、無線LANを使うなら、そのままInternetに接続し、
保存先をInternetに接続されたサーバーやWebサーバーに、
そしてシャッターを押した瞬間に公開されるなどの機能を実現して
初めてデジタル武装であるといえるのではないだろうか?
また、無線LANであるのだから、保存先のストレージを
無線LANの先にあるPCやフォトストレージに指定できないという
その意味もわからない。


現在、デジカメの出荷量は日増しに伸びてはいるものの、
飽和までのカウントダウンが始まっているといわざるを得ない。
ある程度の機能をもったデジカメが、ある程度の層に
行き渡ってしまっているのである。となれば、販売側としては
より魅力のあるものでなければ、買い換える理由が無い。
レンズ交換式の一眼タイプであれば、レンズを開発して販売する
という逃げ道はあるものの、今のスタイルでは解像度も
ほぼ頭打ちになっているため、5Dの様にフルサイズCCDだの
コストに跳ね返るような技術革新以外の機能をつけたすのが
精一杯になってきているのでは無いだろうか?

コンパクトカメラも、携帯電話にその座を奪われつつあり、
そろそろ危機感を感じなくてはいけない時期、いや、もう
その時期は過ぎているようにも思う。
なにか大きなブレークスルーがなければ、販売数を伸ばしていくことは
非常に難しいのではないだろうか?
やはり、そのブレークスルーは、デジタルである意味を、
もう一度思い出さなければ、作り上げられないものなのではないかと
私は思うのである。


最後に最近気になるモデル2機種…
Panasonic DMC-Z1
http://prodb.matsushita.co.jp/product/info.do?pg=04&hb=DMC-TZ1

Sanyo XactyHD DMX-HD1
http://www.sanyo-dsc.com/products/lineup/dmx_hd1/index.html

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このページは、anzuが2006年4月 3日 00:53に書いたブログ記事です。

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