鼻水がまさに湧き水のごとく溢れ出てきてます…orz...
私の場合、風邪を引くと、なぜか嗅覚がおかしくなり、
至る所で焦げたにおいがするのですぐわかるわけですが、
今回は珍しく、鼻水が先で嗅覚異常が後にきたので
かな~りだるくなってから気づきました…。
はて、話は変わって、impress watchが10周年ということで、
こんな記事が載ってました。
http://www.watch.impress.co.jp/10th/fromeditors/061107/index.htm
以前はアキバ系だとかヲタクと言えば、電気系だったりコンピュータ系を
指していたものが、現在ではアニメだったり萌えだったりコスプレだとか
メイド、フィギュア等々、この10年で、相当な変革があったなぁ~
などと、この記事を読みながら思いふけってました。
そして、記事にあるように、アキバには、変な製品が
非常に多く販売されており、私の記憶に強く残るアキバの変な製品
と言えば、今や大手ベンダーが大腕を振るって販売している
シリコンオーディオプレイヤーの元祖SAEHANの「mpman」でしょう。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/980501/mpman.html
当時はWinnyなどと言う便利なものがあったかどうかは覚えていませんが、
WinMXであったり、ICQやFTP Server、Hotline等を駆使し、
アンダーグラウンド標準のオーディオフォーマットとして席巻していた
mp3をポータブルオーディオとして利用しようというのがこの製品で、
多くの"アレな"人達が騒いでいたのを未だに鮮烈に覚えています。
それまでは、mp3をポータブルで利用しようと思うと、
例えばCompaqやCASIO、EPSONなどのPDAにmp3DecoderとPlayerを入れ
ヘッドフォンにて聞いていたので、mp3を持ち運べること自体が
カルチャーショックであったわけではなく、PDAでの再生では
例えばある機種ではモノラルだったり、ある機種では再生させると
バッテリーが1時間も、もたなかったりと、その運用には
かなりの制限があったわけです。
それが専用のDecoder chipを搭載することにより、8時間ほどの
再生を軽くこなすという、このmpmanが鮮烈にデビューしたわけです。
しかし、残念なことに、所詮アンダーグラウンドな世界でしか
通用していなかったmp3という、当時は誰も知らないフォーマットの為、
アレな人達が購入する以外には売れるはずも無く、
また、価格も64MBで59800円などと言う、ポータブルオーディオとしては
法外なまでの金額であったことも災いし、
(今では4GB/8GBで3万円程度HDDを利用した80GBでも4万円ですからネ)
販売は順調とは行かず、結局鳴かず飛ばずで投売りされたという
経緯がありました。(おかげで私はその投売りでGetしましたが…)
が、その数年後には、気づけばDiamondM.M.(現Rio)や
CREATIVEといったPC系のメーカーが続々とmp3プレーヤーを世に輩出し、
そして、Appleが発売したiPodのおかげで大ブレイク、
一般の方にもmp3の存在が知られるようになり、
そして国内の大手オーディオ、家電ベンダーも、
重い腰を上げ、mp3プレイヤーを続々と製品化、
そして現在に至るわけですが、気づけばコレもアキバ発の製品であり、
家電、オーディオ、音楽業界をも動かした、
アキバのアレな人達が生み出した、もっともポピュラーな
カルチャーのうちのひとつとなったわけです。
そして気づけばSonyのWalkmanなんて最大級なメジャーブランドの
mp3プレーヤーが発売されており、そしてソレを購入している私がいる…
と思うと非常に感慨深いものがありますね。
余談ですが、mp3がアンダーグラウンドで流行した経緯としては、
結局無圧縮でのファイルサイズでは"33.6/56kbps~64Kbps"程度の
アナログモデムやISDNで音楽ファイルをやり取りすることは
現実的ではなかった。
(もし、今現在のようにブロードバンドが先に普及していたら
もしかしたらmp3プレーヤーは誕生していなかったかも?)
そこで誰かが目を付けたのがVideoCD。
「このVideoCDはAudioCDと同じ容量(640MB)なのに
音声と映像が入ってやがる…。じゃぁ音声部分だけ使ったらヨクネ?」
というのが発端で、当時、mp3自体は単独で利用されるような
フォーマットではなかったわけです。
で、アレな人達は、無圧縮ファイルをmp3に圧縮するための
Encoderを自作し、そしてPlayerを自作し…と、
まさにネットパワーが炸裂したと言ってもいいような
アンダーグラウンドのコミュニティで、基礎が出来上がったという、
現在の一般化したmp3と言うものからは想像できないような
誕生の経緯があったりするわけです。
しかも、当時のPCはPentiumの60~120MHzぐらいのもので、
mp3を再生させると、それ以外の操作をすると、音が飛んだり
雑音が入ったり、1曲のエンコードに数十分~数時間かかるなど、
今の使い勝手を考えると、それはそれは恐ろしく
今ではとうてい考えられないような劣悪な環境でありました。
世の中、何がブレイクするのかはわかりませんなぁ~。
私にとってのアキバは、自作PCパーツの街という感覚がありますが、
気づけば、こんな北関東にあるヨドバシカメラやヤマダ電機ですら
PCパーツを売っていたり、また、アキバの大手パーツショップが
まさか進出してきたりと、入手性が格段に上がったと同時に、
以前と比べ、変な製品、特異な製品、ユニークな製品、
面白い製品がが減ったな~とも同時に痛感している
今日この頃だったりします。ん~次はどんな街に変貌するんでしょうかね?
そういえば、ココ最近、サブカルチャーなんて言葉も
聞かなくなったなぁ…。
今日現在、
http://www.mpman.com/
にアクセスすると、読めないながらも、2005/7/30でサイト閉鎖
7/25でサポート打ち切り?と言うようなメッセージのみで
それ以上先にアクセスすることができない…。
一時代を築き上げるのに一役買ったはずである製品の最後とは
意外にもあっけないものなんだなぁ~…。
タイミングとは難しいものですねぇ。