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コンシューマーゲーム機編
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XBOX360に接続して使ってみた印象を
THX Trustudio Proのバーチャルサラウンドの傾向は、PC用のSoundBlaster X-FiやAudigyで使えていたVirtual SorroundであるCMSS-3Dとほぼ同様の傾向。正面のみ、おでこかそれより上の位置で超接近しているものの、それ以外の定位感、音場ともに抜群。
CMSS-3Dは個人的には密閉型ヘッドフォンとの相性があまり良くなかった気がしたものの、Tactec3DΣ、BOSE QuietComfort 3で試してみたところ、サラウンド、定位感共にバッチリ!もちろん開放型のAudiotechnicaのATH-AD9やPanasonicのWF-6000との相性も抜群。あまりヘッドフォンを選ばないでも、どんなヘッドフォンでもしっかりとサラウンド、定位感共に感じられるようなチューニングがされたという感じで、CMSS-3Dを更に使いやすくした印象ではないだろうか?
単純に、SoundBlasterが必須だったCMSS-3Dが、PC無しに、DVD/Blu-rayプレイヤーやコンシューマーゲーム機で使えるというのが最大のメリット。
音質は公称90dbとなっているものの、それよりも良いような?
問題はケーブルが煩雑になることと、その価格。VictorのSU-DH1並の価格(6000円~8000円)、でも個人的には5980円までかなー…?確かにPCでも使えるし多機能なのはわかるんですが、だったらDTSやAACにも対応してほしいし、PCで使うときに光出力や5.1/7.1ch出力があるのであれば12800円も納得だったんですが、2chステレオ出力というのは…搭載されているSound Core3Dの性能を考えればもったいない!
XBOX360は市販の汎用ヘッドセットが使えないという状況があるものの、これを通せば汎用ヘッドセットも利用できるし、汎用ヘッドセットもバーチャルサラウンド化できるようになるというのは大きい。ボイスチャットを使うのであれば、単なるヘッドフォンと組み合わせるのではなく、やはりゲーミングヘッドセットと組み合わせるのがモアベター。
とにかく、XBOX360やPS3でバーチャルサラウンドヘッドフォンを探しているのであれば、これは一押し。好きなヘッドフォン、ヘッドセットと組み合わせられるし、何より、PCゲームで定番のヘッドセットなどと組み合わせてバーチャルヘッドフォン化でき、PCゲームユーザーと同等の環境が手に入るというのは最大のメリットなのではないだろうか?
PCゲームはちょっと…でもXBOX360やPS3のヘビーユーザーで、ヘッドフォン、ヘッドセットでのサラウンド環境が欲しかったというユーザーには一押しのアイテムではないだろうか?
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PC編
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PCに接続するとそのままHDオーディオデバイスとして認識し、ドライバレスでも動作が可能。ただしこのとき、細かなイコライザなどは利用できないので、もちろん専用のドライバーをインストールするべき。
汎用ドライバでも動作
もちろん専用ドライバを入れた方が良いのは当たり前
PCに接続する際、XBOXモード、PS3モードでも音声自体は再生可能なものの、詳細な調整ができるコントロールパネルが使えなくなる。また、どんな状況であれ、Recon3Dの電源が入っている場合には光入力からの音声は常に再生されている。つまり、PCの音声とゲームの音声などが常にミキシングされることになる。
これを利用して、PCモードでPCに接続し、イコライザを調整することで、ゲームの音声などを、好みのサウンドに調整できる。このとき、イコライザだけでなくTHX TruStudioのバーチャルサラウンドの効き具合や、圧縮音源の補完再生機能であるCrystalizer、Bass Boostなどの細かな調整も適用可能。
イコライザやTHXコントロールをリアルタイムでモニタリングしながら調整可能
デバイスにエクスポートするとPCがなくとも調整した項目が維持される
ALchemyやEAX5.0、OpenALにも対応はしているものの、これらはハードウェアアクセラレートではなくソフトウェアアクセラレートになる。それと疑問なのは、Windowsからの認識は常に2chステレオとしてしか認識しないため、5.1chなどのマルチサラウンドソースをヘッドフォンやスピーカーでバーチャルサラウンド化するわけではなく、5.1chをWindowsが2chにダウンコンバートし、それをDolby Pro Logic IIなどの容量で5.1chに分離しているのではないかと思われる。このため、PCのサラウンド音源としては今一つ。やはり、PCのゲームをプレイするためのアイテムといは言えないように思われる。
ただし、PCでもDolby Digital Live出力ができる場合であれば、PCにUSB接続ではなく、PCから光Dolby Digital出力で接続してあげることで、バーチャルサラウンドとして機能する。ただし、リアルタイムエンデコードが介入するので少々の遅延が発生してしまう。なので、やはりPCの場合は素直にX-Fiか、今後登場するであろうPCI Express対応の内蔵カード型Recon 3Dを搭載した方が良いのではないかと思われる。
本機が、なぜ光出力や5.1/7.1ch出力が不可能なのかは理解に苦しむところだ。これらができるようになるだけでPCとも抜群の相性となっただけに残念極まりない。また、最大でも24bit/48KHzというのも最近の音源としては魅力に欠ける。せめて録再で24bit/96KHzに対応していてもよかったのではないだろうか?
ちなみに、ソフトウェアアップデートを実行すると、波形音声編集ソフトのCREATIVE Web Lab 7がダウンロードできた。波形編集ソフトを持っていない場合にはダウンロードするとよいだろう。
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総評
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総評としては、基本的にはPC向けではないということが大前提。もちろんPCのサウンドデバイスとしても利用できるものの、あくまでVictorのSU-DH1の代替となる存在で、サラウンド、バス、イコライザなどの細かな調整が可能であるという点から、非常に優れたヘッドフォンやステレオスピーカー用のバーチャルサラウンド専用音源以上でも以下でもないように思われる。
ただし、Mac OS向けのデバイスとしてはCMSS-3Dを使える機器としてはこれが初となる製品ともなるので、Mac OSでゲームをプレイしているユーザーに対しては面白い存在ではあると言える。
しかしながら、本機との相性が抜群なのはやはりXBOX360やPS3などのコンシューマーゲーム機とDVD/Blu-rayプレーヤー。これまでCREATIVEのSoundBlaster X-Fi/Audigyシリーズでしか使えなかったCMSS-3Dと同等以上の機能がコンシューマーゲーム機、およびDVD/Blu-rayプレイヤーで利用できるという点は最大の魅力だろう。
PCゲームだけのユーザーであれば基本的に不要であり、内蔵カード型のX-FiやRecon 3Dを使うべきなのは間違いないが、XBOX360やPS3、そのほか、Wii Uなどの次世代機でゲーム向けのバーチャルサラウンドデバイス、特にヘッドフォン向けのバーチャルサラウンドデバイスとしては抜きんでている存在ではあるので、コンシューマーゲーム機ユーザーには一押しの製品であるといえるのではないだろうか?

















