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第3回になる今回はContac29に換装したPCのOC性能を見てみたい。

もともとintel Core i3-570をCore 2 Quad Q6600に付属していたCPUクーラーを利用して4.2GHzで動作させていたのだが、温度が80度にも達し、これ以上はどうにもまともに動作させる事が出来なかった。

今回、Contac 29に換装したことで、Thermaltake Contac 29 CPU Cooler レビュー 第2回~冷却編~で記載したように20度近くも下がった事で、以前失敗した4.2GHzよりも高い周波数で作動させる事が出来るのではないかと考えた。

 

実際に、MSI BIG BANG FUZIONのBIOS設定を200x21倍から22倍へと変更すると、Windows 7はすんなり立ちあがった。そして各種ベンチマークを取ってみる事に………全て完走。どうやら電圧等をいじらなくても4.4GHzで動作するようになったようだ。これ以上のクロックにも挑戦してみたのだが、規定電圧のままでは4.4GHz程度が限界で、それ以上の動作ではBSoDがでてしまったり、OSが起動しなかったりと残念ながら動作しなかった。

 

つまり、CPUクーラーを交換した事で特に難しい設定をすること無く、OC耐性が200MHzも上した事になる。パーセンテージで見れば、5%以下と微々たるものかもしれないが、CPU周波数が5%や10%違う事で、CPUの価格が大幅に変わる事を考えれば、この費用対効果は大きなものだと言えるだろう。

しかも、intel Core i3-530は規定周波数は2.93GHzなので、1.4GHzと1.5倍近いオーバークロックが可能となり、より上位のCore i5-670の3.46GHzよりも1GHz近く高速な事になってしまったのだ。

Core i3-530が1万円を少し超える程度、Core i5-670が3万円弱と言う事を考えれば、この効果が以下に高いものかがわかるだろう。

 

と、今回はここまで。さて次回は、Contac 29に12cmファンを1基追加し、デュアル化した場合について検証してみたいと思う。

さて、Contac 29のレビュー2回目となる今回は、実際の冷却能力を検証してみたい。

まずは、Core i3 530をQ6600に付属していたリテールCPUクーラーで4.2GHzにオーバークロックしOCCTで発熱状態をテストしたところ、最大と最小は以下のようになった。

Q6600_overview

6644

同様のテストをCPUクーラーをContac 29に換えてテストしたところ以下のようになった。

mount_overview_b 

contac44

結果としてアイドル時でおおよそ-5~6度、ピークで-18度も下がってしまうというとんでもない結果となった。Core 2 Quad Q6600のリテールCPUクーラー自体は、Q6600自体がかなりの高熱を発する事がよく知られており、そのTDPは105Wとなり、それに耐えうるためintelのリテールCPUクーラーの中でもかなり重量級で中央部は銅が利用されているなど、それ程性能の低いものでは無いのだが、Contaq 29に変更する事で圧倒的なまでに差がついてしまったということになる。

騒音自体はほぼ変わらないか、もしくは小さくなったと言ってもいい。そんななか、最大で-18度というこれだけの結果につながったというのは驚きに値する。

また、CPUの冷却性能の向上によりマザーボード自体に熱がこもらなくなったことも付け加えておく。

66mother

contac_mother

画像上がQ6600リテールファン、下がContac 29なのだが、アイドル時、ピーク時ともにマザーボード各所に設置されている温度センサー部分の温度が大幅に下がっている事が見てとれるだろう。マザーボード自体の温度があがれば、熱によって寿命が変化する電源部のコンデンサなどの耐久性に直結する。特にコンデンサは温度が10度変わるだけで寿命が数十倍も変わってしまう程、温度が寿命に直結する敏感なパーツである。つまりContac 29に変更するだけで、各パーツの寿命が延びる可能性もあるということだ。

もちろんリテールクーラーでも普通に使う分には全く問題ないだろう。特にオーバークロックなどをせず、通常の状態で使用しているユーザーであれば、わざわざCPUクーラーに投資するのはばかばかしいと考えてしまうかもしれない。しかし、この様に、CPU以外の部分にまで影響が出てくるとなれば、CPUクーラーを4000円前後で販売されているContac 29に交換する事でPC自体の寿命が延びることにもなるえるため、必ずしもオーバークロックをするユーザーだけの為に存在するものというわけではない事がわかっていただけるだろう。

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